ラブレター・フロム(小田)
こんにちは。小田春です。
しゅんと読みます。
教育学部の一年生です。演劇が大好きです。
前作の「新説・銀河鉄道の夜」に引き続き脚本を担当しています。
ご観劇くださった皆様、誠にありがとうございました。
にっきという形で皆さんに色んなことをお話しできるようになりましたので、今日は今作の脚本について少しだけお話したいと思います。
この脚本を書き始めたのは去年の10月。
前作の脚本を書き終えて、さーて自分の好みを全面に出した作品でも書こうかな!と意気揚々とスタートしました。
私は幼少期から悪役めあてにプリキュアショーを見に行くほどの悪役好きだったので、悪役っぽいキャラクターがたくさん出てくる作品を書こうと思ったのです。
…「趣味嗜好がひねくれてる」?
誰ですかそんなこと言ったのは。
だって、考えてみてください。悪役って、強くて賢くて、自立していてとても魅力的。
ほら、かっこいいでしょ?かっこいいよね!
そんな気持ちで、どこに出すという予定もなく書いていました。
そんな時、耳に入ってきたのはひとしさんの「役者をしたい」という呟き。
…ひとしさん!ぜひ、ぜひやりましょう!!!
ぱる公で!あわよくば私が脚本を!
…そうしてひとしさんのためのキャラクターを作り、終盤の構成を大改造して、今の「エマージェンシー・ワン」ができました。
多分、面白いと思います。
私はこの作品を「三万字のラブレター」と呼んでいます。
この脚本を書いていた時、ふと気付いたことがあったのです。
それは、これはぱる公そのものだということです。
皆さんはワルではないけれど。
一人ひとりが凛として美しくて、舞台の上で真っ直ぐに立っている姿。
お互いの個性を個性として受け入れる粋さ。
私の理想がぱる公には詰まっていました。
つまり、この脚本はぱる公のメンバー一人ひとりに向けた壮大なラブレターなわけです。
重てぇとは思いますが、どうか受け取って。ね。
ぱる公は夢が現実になる場所。
メンバーが増えて、優しさはそのまま、少し賑やかになってます。
どうぞお楽しみに。
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